辛かったこと②:仕事
身体の不調はなかったけど、メンタルがボロボロに。
私の場合、いわゆるマタニティーブルーとは違うと思ってます。
もともと妊娠前から仕事が苦痛で仕方なかった上に、看護師という仕事柄、夜勤もあるし、抗癌剤など危険薬品も使うし、感染のリスクもあるし、力仕事もあるし、赤ちゃんには悪影響極まりない。
どうして、自分と子供の身体を危険にさらしてまで、大嫌いな仕事を続けないといけないんだろう?ってずーっと思ってた。
いや、続けないといけないことなんてない。妊娠を機に辞めるって言い出せば、夫も、職場も、強制はしなかったと思う。
ただ、辞めるだけの少しの勇気と気力が足りず、結局産休まで続けてしまった。
今後のキャリアプランを考えると、3年は踏ん張りたいっていう思いも強かった。
でもとにかくやっぱり仕事は(精神的に)辛かった。
まだ妊娠初期だから師長以外のスタッフには黙ってたけど、大袈裟に体調悪い素振りを見せて、アピールしたりしてた。
産休まであと◯ヶ月…って、ただ時が過ぎるのを待ってました。
辛かったこと①:症状がなかったこと
妊婦特有の体調不良はほとんどありませんでした。
つわりも皆無。よく聞くような、特定の食べ物にとりつかれたりとか、特定のにおいがダメになるとかいうこともなし。炊きたてのご飯のにおいがダメになるっていう話をよく聞いたので意識して嗅いでみても…全然平気。
人はないものねだりをするもので、つわりがなければないで、ただラッキーとは思わないんです。
体の変化がないから、妊娠してるという実感がない。
本当にお腹の中にいるの?ちゃんと生きてるの?ってとにかく不安だった。
つわりか辛い…なんていう妊婦が妬ましかった。気のせいでしょ!大袈裟でしょ!なんて思ったりした。
身体に変化が出てこないわたしは妊婦の仲間入りをさせてもらえてない気分でした。